夢ニッキ

ユメみた猫の話

文化遺産と温泉と宗教の夢の話

何処かの文化遺産登録された屋敷に居た。
旅行中に文化遺産登録された屋敷を
見学することになった。

見学を決めたはいいが、恋人とはぐれてしまった。
仕方ないので恋人を探しながら屋敷を見学した。

屋敷には縁側が多く、
ゴウと吹いた風に揺れる森林が見えたり
トンボがやたら止まっているススキが見えた。

屋敷の庭園はかなり広く、
奥にひっそり秘湯があるそうだ。
(恋人は温泉が好きだから秘湯は喜びそうだ。)
と思い庭園の奥を見に行った。

秘湯は確か存在しており、
女性が数名気持ちよさそうに漬かっていた。
ただしお湯の色は苔のような緑だった。

お湯の色に驚きつつ、恋人を探さねばと
来た道を引き返した。
いつの間にか景色が変わっていて、
中東のタイル張りの道になっていた。

タイル張りの道を囲うように、温泉が流れていた。
温泉と言うか見た目は噴水に近かった。
噴水のオブジェには、中東アジア女性が沢山座っていた。

どこからか流れてくる中東っぽい曲に合わせ
女性たちが一斉にダンスをはじめた。
ダンスと言っても下半身は動かさず、
両手を使って花のようなジェスチャーをしていた。

この踊りがこの温泉の名物なんだな...
となんとなく理解をした。
正直美しさはなく、怪しい宗教さ満点だった。

そのうちタイル張りの道から
教祖が現れ演説をはじめた。
(気づかれたらヤバイ)と直感で思った。

温泉に飛び込み、教祖に見つからないよう
少しずつ距離を取った。
飛び込んだ際に温泉を少し飲んでしまったようで
すごく気持ち悪くなってきた。

温泉から這いずり上がり、このままじゃ吐く!
と思った時に目が覚めた。

2022.11.14