夢ニッキ

ユメみた猫の話

色んな部屋を渡り歩く夢の話

様々な部屋を進んでいく夢を見た。

部屋から部屋へ移動したり、
時には押入れの小さな隠し引き戸から
這って移動していた。

各部屋には大抵、変な生き物や罠が存在した。
ゲームのユメニッキのようだった。

途中、昔務めた会社にいた
女の子2人組と一緒になった。
丁度新しい部屋に入るところだった。

部屋は2Kの和風な作りになっていて、
目の前に襖で閉じられた部屋が2つあった。

さて、ふすまは罠か。開けようか開けまいか。
考えてながら女の子たちに意見を聞こうと横を向いた。

女の子たちが消えていた。

どっと冷や汗が出て、緊張が体を駆け巡った。
(いつの間に居なくなったんだ...置いて行かれたんだろうか)
(それとも襖の奥にナニカいてやられたか...)

瞬時に様々な考えがよぎったが
無茶はしない方がいい。と判断した。

襖を無視してぐるりと周囲を見渡すと、
右の壁に小さな梯子を見つけた。
どうやら2階があるようだ。
梯子に手足をかけ、上りだした途端
左の襖がパンと開いた。

襖の奥には、ウサギの人形が2つと
物凄くでかい顔のような生き物がいた。
ベトベターをもっと人間の顔に
近づけたような生き物だった。

でも不思議と怖くはなかった。
近づいたらヤバイとは思ったけれど
この世界にこいつがいることは、
至極自然なことのように思えた。

しかし危険であることに変わりはないので
唾をゴクリと飲みながら、
震える手足に力を入れて2階に上った。

2階は暗く、狭かった。
中腰で建てるくらいの高さしかなく
とりあえず手探りで進む。

急に辺りがまぶしくなり、
次の部屋に来たことを理解した。

このあと外に出たりした気がするけれど
夢の内容を忘れてしまった。

久々に見た夢だった。

2020.03.03