夢ニッキ

ユメみた猫の話

魔術秘密結社の一員になった夢の話

魔術秘密結社の一員になっていた。

とある古い古いでかい洋館に、
何か良くないものが潜んでいると報告があった。

7名ほどの仲間と一緒に乗り込んだ。
血界戦線に出てくるでかい男
・如何にも魔術が強そうな小柄で白髪ツインテールゴスロリ
・紳士っぽいおじいさん
・恐らく魔術が使えない調査がメインのモブ2人

がいたことは覚えてる。

洋館に入り、大広間に来た。
今は使われていない洋館なのか、かなり暗かった。

ここで血界戦線男が「それぞれ持ってる
カードを全て並べよう」と言った。

私たち魔術師は敵を倒した際、
敵がカードを落とす。
それを使用し様々な魔術を発動できる
設定らしい。

カードといっても本当の大きさは
人の背丈くらいはある。
皆がスッと手をかざすと
カードが床から浮かび上がり、
暗い洋館の中ではカードの輝きは
とても目立っていた。

全部で20数枚くらいだったと思う。
「これだけか….手厳しいな」と血界戦線男は
悩んでいた。
が、まあこれが現実なので
このカードで敵を迎え撃つしかあるまい。

話し合いの結果、敵が現れるまでこちらは待つ
長期戦に入ることになった。
長い長いテーブルのある食堂に皆集合し
ただひたすら待った。

敵の気配はありありと感じられるが、
一向に手を出してくる様子はなく
油断した状態を狙っているようだった。

私たちは敵を待ちながらも、
モブ2人が持ってきた調査資料を読み解き
敵が一体何なのかを突き止めようとしていた。

敵、と言っても根っからの化け物ではなく
人の心が生み出す不安やストレスが
具現化したものだったりする。
怪奇現象の多くは、不安やストレスが
最高潮に達した際に影響を及ぼした結果だ。

今回の敵はどうやら
ある学校の生徒らしい。
成績を気にしていて、そのストレスが
かなり危ない状況になっている。

生徒は何の科目が苦手なのか
資料から割り出そうときた時、
敵が一気にこの食堂に向かってくる気配を察知した。

突如、窓ガラスにヒビが入り、
食堂にいたはずがなのに
いつの間にか職員室に移動していた。

紳士が言うには、ここは職員室ではなく
擬似的に空間を作り出した結界
「擬似結界」に取り込まれたらしい。

結界内には、数学の女教師が居た。
意地悪そうな顔で「ここから出れると思う?」と
悪役がよく言うセリフベスト10に入ってそうな
言葉を投げてきた。
ちなみに女教師の姿は
私がいた高校の数学教師だった。

皆が前線に立っている中、
私は必死に資料をあれでもないこれでもないと
ドラえもんのように放り投げながら
生徒のストレスの元を突き止めようとしていた。
冷静に考えたらめちゃめちゃ地味だった。

ここで夢が切り替わって別の夢に入った。
その夢の中でブラウン管のテレビを見ていた。

ブラウン管のテレビには
魔術秘密結社のモブ2人が写っていて
あれ?この2人...知ってると思った途端
目が覚めた。

魔術全く使ってない。

2016.10.23