夢ニッキ

ユメみた猫の話

大学生フォロワーが家に来てまったりした夢の話

一番最初に住んでいた団地に居た。

時刻は19時頃で、外は真っ暗だった。

私はリビングにぼんやり座っていて、
恋人は隣の部屋に居た。
電気も付けず、私の姉の勉強机で
ノートPCを開き仕事をしているようだった。

そこに仲良しの大学生の男フォロワーが来た。
バイクで来たらしい。
顔は何故か影がかかったように暗く、見えなかった。
実際に会ったことがない人が
夢の中に登場すると
顔に影が差していることがよくある。
体は細身で、髪はくせ毛のようだった。

リビングで他愛もない雑談をしていた。
そのうち彼はノートPCを取り出し、
課題のレポートを作成し始めた。
ふと、彼のPC画面を見るといつの間にか
アクアトープというアニメを見始めていた。

違法アップロードのサイトだったので
まだ放映されていないアニメの続きが上がっていた。
「見ちゃうの?リアタイ楽しまなくていいの?」と
笑いながら問いかけたら、彼も笑って悩んでた。

彼に家のWi-Fiのパスワードを
教えていないことに気付き、
「気が利かなくてごめん」と謝った。

急に夜空を見せてやりたくなった。
彼の故郷程、綺麗な夜空ではないが
ここも中々の田舎なので、
まあまあ綺麗だろうと考えたからだ。

恋人が仕事をしている部屋とは
真反対の部屋の襖を開けた。
小学生の時に亡くなったウサギと、
実家にいるネコ2匹がくつろいでいた。

実家のネコは全部で4匹居たのだが、
みんな老猫の為1匹、また1匹と亡くなってきている。
せめて夢の中では4匹揃っていて欲しいと
切実に思ってしまう。

ネコ2匹のうち、1匹は現在本当に具合が悪い。
夢の中でもそれは反映されていて、
耳から透明の液体が出ていた。
もちろんこれは夢の中だけの症状だ。

普通の男の子なら病気のネコなんて
扱いに困るだろうから見せないが、
彼は動物が好きな男の子なので
大丈夫だろうと思った。

彼はネコの耳を拭ってくれ、
ぽんぽんと撫でてくれた。
私は少しでも楽になるよう、
ブランケットを沢山使い
ふかふかのベッドを作った。
ネコは気に入ってくれたようだった。

ウサギのゲージには、
沢山の大根の葉っぱが置いてあった。
2人でウサギに食べさせてあげた。

そのまま部屋の窓を開け、ベランダに出た。
外は寒かった。きっと冬の季節なんだろう。
星を見て、ネコとウサギを撫で、襖を閉めた。

彼はそろそろ帰らなきゃ、と言って身支度を始めた。
(今何時だろう?)とリビングの振り子時計を
確認にしようとして目が覚めた。

2021.10.08