夢ニッキ

ユメみた猫の話

歌詞の通りに死んでいったアーティストの夢の話

中学校にいる夢の続きだ。

学校が雨に沈む中、
授業開始のチャイムが鳴った。
みなそれぞれの教室へ入っていった。

外は雨で水没しており相当暗かった。
それとは裏腹に、教室の中はかなり明るかった。

雨の日の1時限目は憂鬱な時が多いが、
今日はお菓子を食べながらTVを見ているだけの
研究学習という授業の為、非常に気楽だった。

軽いホームパーティのように教室を飾り付け
皆でたくさんのお菓子を用意した。 

TVに映っていたのは
アーティストのスーパーカーだった。
現実世界のスーパーカーとは全然違っていた。
夢の中では、スーパーカーはグループではなく
1人の男性アーティストだった。

彼はもうこの世にはいなかった。
ライブの途中に撃たれて死んだ。

彼が歌っている最中、彼の歌の歌詞にある
「俺は額に銃弾を受けるだろう。」という歌詞通りに。

そのフレーズを歌った直後、眉間に銃弾が貫通した。
 彼は即死だった。
しかしこのライブには不可解な謎がいくつもあった。

1つは彼が歌詞通りに死んだこと。
もう1つは彼のライブは生誕ライブだったのだが
ステージ上に置いてあったケーキは
 死者に送るための花で構成されていたこと。

彼の死は仕組まれたものだった。それは明確だ。
しかしなぜ死ぬ必要があったのか。

この死は彼が望んだものだったのか?
真相は何1つ分からなかった。
 そこで目が覚めた。

 2018.06.23