夢ニッキ

ユメみた猫の話

橋の下の水に浮かぶ店の夢の話

車で家に向かっているところから夢が始まった。 

今住んでいる家ではなく、
1番最初に住んでいた家へ車は向かっていた。

家は山奥の田舎の方にあったので、
大きな橋を渡らなければ
とてもじゃないが洋服を買う事すら
叶わないほど田舎だった。

その大きな橋に差し掛かった時、私は橋の下を見た。
 橋の下には大きな川があるのだが、
 基本的には干からびて普段は白い石しかない。

しかし今日は珍しく水が流れていた。
川のように水が流れている、というより
川全体に池のように水が溜まっている状態だった。

当然のことながら、橋の下にあるお店は
2mくらい水にどっぷり浸かっていた。
それはとても美しいく光景だった。

パラソル付きのテーブルや、白い椅子が店の前に
綺麗に並べられたレストラン。

いつも騒がしいランチタイムのはずなのに
今日の店は人の気配が感じられずテーブルたちは、
ただぷかぷかと浮かびながら
のんびり日向ぼっこをしているようだった。

車のディーラーのお店は
車が水の下でゆらゆら揺れていた。
橋の下に店を構えるなんて、お客は来るのだろうか。

でもとても静かで日当たりも良くて、なんだか素敵だな。
と考えたところで目が覚めた。

橋の下に、店があることなんてないと
起きてようやく思い出した。

でもすごく綺麗で、日差しが暖かくて
いい気持ちの夢だった。

2018.01.08