夢ニッキ

ユメみた猫の話

サイレン&零を混ぜた夢の話

二番目に住んでた家にいた。

でも間取りは違っていて、部屋が増えていた。

私以外に父子家庭、知らない女の人がいた。
家の中が何だか暗く、じめじめした雰囲気だった。
家の廊下には、錆び付いた
金色の額縁がある鏡が置いてあった。


鏡の上部は鎖で繋がれていて、
上から下にかけて、
少し斜めなるよう配置してあった。
(実際の家にそんな鏡は無い)

その下に、青白く光るガリガリの幽霊がいた。
あまりにも白いものだから、石像かと思った。
幽霊は、体育座りの女の子で顔を膝に埋めていた。

表情はよくわからない。髪は長くてしわしわだった。
今触ってもピクリとも動かない。そんな気がした。

突然地響きが鳴り、床が震えた。
徐々に床が傾きだしたのが分かった。

数年に一度起きる地震のような災害らしく、
地域の人々は皆、避難を始めていた。

丁度鏡の前にいた私は、床が傾くにつれ
鏡は逆に真っ直ぐになっていくことに気づいた。

唐突に「あ、あの鏡に幽霊が映ったらやばい」と
直感で思った。この鏡はこの災害の日にだけ、
この子が目覚めるようセットされてるモノだと
何となく気づいた。

ここで幽霊を退治するべきなんだろうけど
絶対殺されそうな気がしたので
鏡の前から逃げ出し、父子家庭の子供に「逃げよう」と話した。

子供の父親は、どうやら母を殺しこの家に来たようで
子供が元の場所に戻ったら母を殺したのがバレる。
そうはさせないと若干頭がおかしくなっていた。
(多分もう幽霊の影響が出始めてる)

子供の手を引き外に出ると、
避難を始めている人の列に出くわした。

避難する為には、大きな橋を渡らなければいけない為
橋は人でごった返していた。
これでは父親に追いつかれてしまう….と不安になった。

夢の中では直感で理由がわかってしまうことが多い。
この大災害で悪霊の封印が解かれてしまうと、
街の人はサイレンの屍人のようになってしまう。

前に零の世界に入った夢を見たことがあるけど、
その時は闘わず、最初の家の庭の隅でじっとしていた。
いい判断だと思います。

2016.6.16