夢ニッキ

ユメみた猫の話

死んだ祖母が死んでなかった夢の話

FGO2部6章のサーヴァントたちと夕食を食べていた。

アルトリア・モルガン・妖精騎士3人は居た気がする。
「洗い物は私がするよ。」と皆に伝え
食べ終わった皿を集めて洗った。
さっきまで広い食堂に居たはずだったが、
いつの間にか祖母家のキッチンに変わっていた。

自ら洗い物に名乗りを上げた事には理由がある。
祖母に褒めてもらう為だ。
皿洗いが終わり手をタオルで拭きながら
(褒めてくれるかな...)と褒められる姿を想像した。

そこで祖母が既に亡くなっていることに気付いた。
亡くなった事を忘れていた事、褒めてもらえない事、
色々重なって涙がぼろぼろ零れだした。

いつの間にか隣にいた姉が「あんた本当によく泣くねえ」と呆れた顔で言った。
悲しいのだから仕方ない。と言おうとした時、
玄関がガラリと開きにこにこした祖母が立っていた。
黒いファーを巻き、赤い上着を着ていた。

死んだはずでは?!?!と驚いて固まっていると、
祖母の後ろからひょっこり母が顔を出して「ごめん~(訃報)間違えちゃった。」と呑気な声で言った。

祖母は元気そうに母とお喋りしいた。
死にそうでも何でもなかった。
なんだ、お母さんの間違えか...と
安堵し祖母・母・姉・私で雑談を始めた。

そこで目が覚めた。
祖母が10年ほど前に亡くなっている事を思い出した。
夢の中だったけど、亡くなった事が嘘で嬉しかった。

2022.01.16