死んだ祖父とうさぎが出てくる夢の話
昔住んでいた団地に居た。
ベランダでうさぎの小屋の掃除をしていた。
うさぎの事はうーちゃんと呼んでいた。
小学5年生あたりまで一緒に暮らした。
夢の中のうーちゃんはふわふわで元気だった。
抜け毛が凄いので一生懸命掃除をした。
玄関のインターホンが鳴り祖父が訪ねてきた。
にこにこ笑顔で嬉しそうだった。
何か言葉を交わしたはずだが内容は忘れてしまった。
祖父は数年前に亡くなっているが、
夢の中の祖父は元気そうだった。
まだ髪が白くなく自力で歩けた頃の祖父だ。
その後に森の中で誰かを待ちながら
大きな木を燃やす夢を見たが詳細を忘れてしまった。
私はうーちゃんが死んだ事をずっと後悔していた。
もっと出来ることは無かったのかと悔やんでいた。
だから夢に出てくるうーちゃんは、
あまり体調の良い状態ではない事が殆どだった。
元気なうーちゃんが出てくる夢は初めてだと思う。
祖父もうーちゃんも元気な事がただただ嬉しかった。
2022.02.18